先日、4年ほど愛用していたNEX-5Nがお逝きになったので、新しくソニーのα6000を購入しました。
前のカメラと似たような使用感で……というところを主眼にした買い替えだったのですが、特に期待していなかったEVFが思いのほか便利でした。
EVF(電子ビューファインダー)って何?
今使っているカメラはこちら。
EVFというのは、ここの部分です。
カメラ後ろの液晶に映す映像を、この小さな窓の中に写して、一眼レフのファインダーをまねたものがEVF。
一眼レフのファインダーは、レンズからの光をボディ内の鏡で反射させて見ている「光学ファインダー」ですが、ミラーレスの場合その鏡がボディ内にないので、電子的なファインダー、という感じです。
おそらく、多くのミラーレス一眼/コンデジユーザーには「ふーん」という感じなのではないかと思います。
(そもそもEVFなしのカメラもたくさんありますし)
僕も今のカメラを選ぶときに、それほど重要視はしていませんでした。
なのですが、このEVF、思いのほか便利でした。
バーベキューでの写真撮影で便利だった
先日大学の友人とバーベキューをしたのですが、屋根のないところで、天気は曇り。
買ったばかりのα6000で子どもの写真を撮ろうかなと思ったのですが、屋外だと液晶画面がすごく見づらい。
こういうときって、いざ撮ってみたら、露出やホワイトバランスがちょっと思っていたのと違う……ということがままあります。
まあこれはミラーレスやコンデジでは仕方のないことで、以前使っていたNEX-5Nでも同じでした。そんなに凝った写真を撮るわけではないので、いいかなあと思っていたのです。
が、試しにEVFを覗いてみたら、(当たり前ですが)はっきりくっきり撮ろうとしている映像が写っていて見やすい!
具体的に比べてみると、屋外の明るい環境で液晶はこんな感じに見えるのが、
EVFを覗くとこんな感じです。(iPhoneのカメラで撮っているので台形っぽくなっていますが実際はちゃんと長方形です)
「EVFが屋外での撮影時に便利」というのは、レビューなどでもよく言われることなので、知識としては知っていたのですが、いざ使ってみたらけっこう感動したのでした。
というわけで
- アウトドアの写真撮影の機会がそれなりにある
- それなりに綺麗な写真を撮りたい
- でも一眼レフは重いし大きいしで敬遠気味
という方は、EVF付きのミラーレスやコンデジを使うというのは、けっこう便利です、というお話でした。
「今のカメラにはEVFないけど、それだけのために買い替えるのもなあ……」という方は、こんなアタッチメントEVFを使うのもアリかもしれません。
上の商品はソニーのカメラ用ですが、キヤノンやニコンなど各メーカー毎に同じような製品はちゃんとあります。
それからコンパクトデジカメについても、機種によってはEVF内蔵というものもあります。
まあアタッチメントも、EVF内蔵コンデジも、値段的には安くはありません。費用対効果の検討も必要かなという感じです。
でも、使ってみると、思いのほか便利で「お!」という感じになりますよ。
ではでは。