先月、iPhoneでテザリング中に写真アプリがフォトストリームでがっつり写真を同期して、モバイルデータ使用量が爆死しかけました。
これはまずいということで、ちょっと制御をかけようと思い、TripModeというアプリを入れたのですが、初期設定に戸惑ったのでメモ。
TripMode:アプリごとにテザリング通信可否を設定できるアプリ
TripModeというのは、Mac/Windows PCで、iPhoneなどのモバイル機器でテザリングする際に、テザリングの通信を使えるアプリ、使えないアプリの設定ができるようになるアプリ。
Home | TripMode | Your mobile data savior.
こちらの記事で知りました。
Macでテザリング時のデータ通信をアプリ毎に制御できる「TripMode」 | 男子ハック
僕はデジカメ(ミラーレス一眼)で撮った写真をEye-Fi経由ですべてiPhoneに送り、それをiCloud経由でMacに送るようにしているのですが、一枚数MBある写真が何十、何百枚とあったりすると、iCloudからの同期(写真のダウンロード)でかなりパケットを食います。
これがテザリング中に動いたりすると、一気にモバイルデータ通信が爆死……ということになりかねません。
ということでそのあたりをいい感じに制御できるTripModeを導入することにしました。
インストールしたら、ブラウザが使えない
サクッとインストールして、写真アプリやDropboxはテザリング使用をOFFに設定して、よしこれでOK!と思ってブラウザを開いたら、こんな画面に。
おかしい。ちゃんとChromeはテザリング時通信OKに設定したというのに。
とりあえず片っ端からテザリング使用OKのチェックをONにしてみたところ、犯人がわかりました。
こいつです。セキュリティアプリのAvast Mac Security。
セキュリティアプリはブラウジング時にも動く
セキュリティアプリはウイルス定義ファイルを定期的にアップデートするもの。その際の通信をテザリングで消費するのは避けたいと思ったので(自宅Wi-Fiにつないでいるときにしておきたい)、設定をオフにしていました。
なのですが、改めてAvastの設定を見ると、ばっちりブラウジング時にチェックをかけるようにしていました。
これがひっかかっていたわけですね。
というわけでAvastもテザリング通信OKのチェックをONにしたら、ちゃんとブラウジングできるようになりました。
さいごに
できれば、なるべく限られたアプリしかテザリング通信を利用しないようにしたいと考えていたのですが、最小限の許可設定だと、このように思いがけないときにうまくいかない……ということになりかねないなというのを今回は感じました。
なので、考え方としては「明らかにデータ通信量を消費する」かつ「明らかに独立して動く」アプリのみ、テザリングNG設定をしておくのがよいのかもしれません。
同じように困っている方がいたら、設定を見直してみてはいかがでしょうか。
ではでは!